解決!ナイナイアンサーで紹介
●ラーメンの鬼:佐野 実が最後に妻に送った言葉
2014年4月11日、糖尿病による多臓器不全により63歳でこの世を去った
妥協を許さないその姿勢からラーメンの鬼と恐れられた
ラーメン屋志那そばやで一躍人気者になった佐野
しかし実はその裏で、糖尿病を患い闘病生活を送っていた
そんな佐野実を支え続けたのは妻:しおりさん
佐野は妻の手料理にまで厳しく、家庭でも妥協は許さなかった
2014年2月、糖尿病が悪化し腎臓と肝臓の機能が低下し緊急入院
何とか命の危機を脱したが、予断を許さない状態
それでも…「何かしてほしいことある?」「ラーメン食べたい」
頭からラーメンの存在が消える事はなかった
妻は弟子に頼んでラーメンを用意
病床の佐野を気遣い、通常のスープをお湯で薄めた特別なもの
しかし「スープが薄い!お前らこんなもの店で出してるのか!」
死の2日前、「今までで1番嬉しかったことは何?」と妻が聞いた
「お前と出会ったこと」「他にもあるでしょう?2番目は?」
「2番目もお前と出会えたこと」「じゃあ3番目と4番目は?」
「3番目も一緒だよ。同じこと何度も言わせんな」
佐野の言葉は妻も意外だった
それから2日後、佐野実は息を引き取った
そして今、妻は夫の意志を継ぎ、
オーナーとして佐野が大切にした店を守っている
(2463)