お笑い芸人:オオカミ少年が語った粋な話
●おしどり夫婦のおじいちゃんとおばあちゃん
近所でも有名なおしどり夫婦だった
ある日、交通事故に遭ったおじいちゃんは、
記憶を失ってしまった
愛する家族の記憶も、
最愛のおばあちゃんの記憶も無くなってしまった
毎朝おばあちゃんを見ると「初めまして」と挨拶してしまう
しかし、おばあちゃんは懸命に毎日お世話を続けた
数年後、正月に家族が久しぶりに集まることに
家族の記憶もないおじいちゃんに、
おばあちゃんが家族を紹介していると、
急におじいちゃんが
「あなたは本当に優しい方だ。いつも僕に笑顔で話しかけてくれる。本当に僕は嬉しくてしょうがない。もしあなたがひとり身ならば僕と結婚してください」
それを聞いておばあちゃんは
「はい。何があってもあなたの横にいさせてください」
と人生2度目のプロポーズに返事した
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