たった1人で1万8千坪のガーデンを造った紫竹照葉
生まれも育ちも北海道帯広市
建設会社を営む家庭に生まれ、
20歳で4歳年上の勲さんと結婚
父親の跡を継ぎ建設会社の経営に携わった
2人は口喧嘩ひとつしたことがない超ラブラブな夫婦
3人の娘にも恵まれ、幸せな生活を送っていた
しかし照葉が56歳の時に最愛の夫:勲さんが心筋梗塞で急死
最愛の夫を失い、何一つ手につかない日々
そんな時、長女:和葉さんが、
「お父さんはお母さんのことを ひまわりのような太陽みたいな人だ。そんなお母さんが大好きだって言ってたのよ。それなのにいつまでも泣いてばかりでいいの?」
私がメソメソしている姿を空にいる主人が見たらがっかりしてしまう
昔から花が大好きだった昭葉さんは、
63歳にして大きな花畑を造ることを決めた
貯金をはたいて1万8千坪の土地を購入
当然、家族は猛反対
そんな話には聞く耳を持たず実行に移した
元々はただの牧草地
たった一人で花畑を造り始めた
その情熱と行動力により周囲の反対や心配も
いつしか応援へと変わっていった
しかし霜のせいで1年目に植えた花は全滅
試行錯誤の末、スタートから3年、
66歳にして紫竹ガーデンをオープンした
2500種類の花々を観に年間12万人も訪れる帯広の観光名所になった
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