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右足を切断してまでアイドルとしてステージに立った木村唯さんは、2015年10月14日に、亡くなった 享年18だった
 
 
花やしきにあるフラワーステージで
毎週日曜の正午から歌とダンスを披露する花やしき少女歌劇団
そのメンバーとして9歳から活動していた木村さんは、
2012年、15歳のときに「私 足が痛いんだけど」と母に訴えた
小児の発症率が高い横紋筋肉腫と医師から診断
木村さんはステージ復帰を目指して抗がん剤治療に専念
 
抗がん剤治療を続けながら残り少ない余命を送るか?
がんの転移を防ぐために右足を切断する手術を受けるか?
と医師は、木村さんに選択を迫った
木村さんは「私…手術を受ける」と決断した
手術を受ける前に健常者としてステージに上がった
 
 
2013年7月、右足を切断
半年後、肺や気管支にがんの転移を発見
それでも片足の彼女は、ステージに上がった
 
「ママ、私を可愛そうだなんて思わないで…。可哀想なんて思われたくない。私 幸せだから」と亡くなる前に母に話したという
 
2015年10月14日に、亡くなった 享年18だった

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丸山は、ガンと闘いながらアイドルを続けてきたが、21年の生涯を閉じた

 

1993年、福島県郡山市に生まれる

両親と妹と暮らす丸山は、脳腫瘍を発症したのは小学2年生のとき

3カ月の入院生活、励ましてくれたのはモーニング娘。

先生からは「夏鈴ちゃんは病院のアイドルだね」と言われた

 

2009年、地元の尚志高校に入学

歌が大好きだった丸山は、アイドルになりたいという夢を抱く

2年生になると生徒会長を務める

その任期中、2011年3月11日、東日本大震災と原発事故が発生

みんなで乗り越えようと全校生徒を励ました

 

2012年3月3日、卒業式で答辞を読んだ

「成功の反対は、失敗ではなく挑戦しないことです。卒業生代表、丸山夏鈴」

卒業後、3度目、4度目の脳腫瘍の手術

 

 

この入院中に、丸山はアイドルオーディションに応募

オーディション:ミスiD2013の一般投票の期間中に

芸能事務所:Happy Strikeからスカウトされ所属した

 

7月からアイドルとして活動を始める

デビュー曲は「Eternal Summer」

歌詞には丸山がブログやツイッターで発信してきた思いが込められていた しかし脳腫瘍が肺に転移、手術はできないと宣告された

 

2013年2月25日、5度目の脳腫瘍摘出手術

6月、6度目の脳腫瘍摘出手術

 

2014年12月、デビュー曲のレコーディング

 

2015年1月2日、初詣の絵馬に“この先もずっと健康で、ファンの方に笑顔を届けられますように!!”と書いた

 

2月3日、CDのジャケット撮影、夜に緊急入院

肺には2ℓの水が溜まっていた

 

2月5日、脳腫瘍の一部が肺に転移し肺癌の治療中である事を公表

 

2月7日、高田馬場のライブハウスでライブ

酸素チューブを取り付けてステージへ

肺の水を抜くため週に2回、通院

 

Eternal Summer [ 丸山夏鈴 ]

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2月28日、「Eternal Summer」でCDデビュー、

郡山のタワーレコードでミニライブを開催

酸素チューブを外して、ステージに

「こんばんは、酸素チューブが宇宙一似合うアイドルです(本人が撮影したコメント)」

 

3月22日、東京でCDジャケットの衣装を身につけてライブ

 

4月20日「のどの痛みは前よりも落ち着きました。喉につっかえてる感じが取れれば完璧です。歌も歌いたいし(本人が撮影したコメント)」

 

4月25日「先生から許可を貰って、病院の外に来ました。桜がキレイです。外は気持ちいいね(本人が撮影したコメント)」

 

5月18日「何としてでも活動再開できるように頑張りたいなって思います。ファンの方も含めて応援してくださっているので、ここでへこたれてはいけないんだって思いました(本人が撮影したコメント)」

 

5月19日「今日は昔からお世話になっている美容師さんが来て、ちょちょちょと髪の毛切ってくれました。明日にでも記念撮影しようと思います」

 

5月21日「薬のせいで眠いです。じゃあ、さよなら、バイバイ(本人が撮影したコメント)」

 

2015年5月22日、丸山夏鈴 享年21 永眠

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