事故で3人の子供を失った母親に起きた1/4000万の奇跡

2008年 アメリカ カルフォルニア州で悲劇的な事故が起きた
高速道路を走っていた乗用車に後方から大型トラックが衝突
この事故で後部座席に乗っていた3人の幼い命が一度に失われた
運転していたのは、3人の母親だったロリ・コーブルさん
幸せだった家庭が一転、地獄のどん底に突き落とされた
 
●事故で3人の子供を失った母親に起きた1/4000万の奇跡
しっかり者の長男:カイル、少し人見知りな長女:エマ、
お姫様の格好をするのが大好きな次女:ケイティ
そんな子供たちの成長を見守りながらし幸せに暮らしていた
 
そんなある日、長男:カイルの誕生日祝いで遊園地へ行った
夫は仕事だったため、ロリと子供たち3人
その帰り道、車は渋滞に巻き込まれてしまう
遊園地で遊び疲れた子供たちは、みな夢の中
次の瞬間、猛スピードで走ってきた大型トラックに追突された
車の後部座席は跡形もなくなり見るも無残な姿に…
ロリは、すぐに病院に運ばれた
丸一日気を失っていたロリは、脳振とうを起こし、
事故の記憶が一切なかった
「昨日の遊園地の帰り、君の車は事故に遭ったんだ」
「事故?」
「トラックに追突されたんだ」「子供たちは無事なの?」
「落ち着いて聞いてくれ3人とも…死んでしまったんだ」
我が子を3人同時に失い、ロリは泣き崩れた
 
ロリは生きる希望を失い、家でふさぎこむ日々を過ごしていた
子供の声を聞いただけで死んだ我が子を思い出してしまう
「ここにいるのが辛いわ!あの子たちのことが頭から離れないの!わたしがあの子たちを殺したのも同然なのよ。もう生きていく意味がないわ!」
 
ロリは、肉体的にも精神的にも限界に追い込まれていた
このままではロリが自ら命を絶ってしまうかもしれない
そう思った夫は、「もう一度子供を作らないか?」と提案
「いつまでも塞ぎ込んでいても子供たちは喜ばないよ。一緒に前を向いて生きていこう」
 
自分を幸せにしてくれた子供たちに
兄弟を作り、彼らを覚えてもらいたい
その思いを胸に前を向いて生きていこうと決意した
 
1年後、2人に嬉しい知らせが訪れる
「おめでとうございます、妊娠しています。三つ子ですよ!」
さらに「男の子1人、女の子2人です」「信じられない!」
 
この奇跡は、統計上 1/4000万の確率
 
その後、ロリは無事に三つ子を出産
亡くなった3人の命日には、必ず5人でお墓へ行くという

(1753)

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